日本のものづくりへの想いを聞かせてください。

「後継者インターンシップ」を開催する中で確信したのは、「職人になりたい若者は、少なくない」ということです。事実、後継者インターンシップには、3年で1300人を超える方が応募し、40名以上が職人の道を歩みはじめました。

これから就業する方を含めれば、その数はさらに多くなります。しかし、職人という選択肢が、もう一度“当たり前”になるためには、まだまだ乗り越えなければならない課題が数多くあります。それらをしっかりと乗り越え、職人を目指す若者が、職人として“当たり前”に活躍できる未来を描けるよう、ニッポン手仕事図鑑は産地の職人さんと一緒に、汗をかき続けていきたいと思います。

今後のCoCo JAPANでの取り組みについて

継続して展開していく取り組みとしては、CoCo JAPANラウンジ内での職人動画の放映や、手仕事に関する書籍「子どものためのニッポン手仕事図鑑」のパンフレットラックへの設置。子どもから大人まで、幅広い年齢層の方々に「ものづくり」の魅力を届けられればと思います。また、不定期にはなりますが、各種インターンシップを通して生まれた新しい商品・作品の展示や、産地を盛り上げるためのイベントの開催など、CoCo JAPANのご担当者の方々とともに「ものづくり」を盛り上げていきたいと考えています。

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